
「人の顔色が気になって、なかなか本音が言えない」「頼られると断れず、自分は周りに頼ることが苦手」など、自分の性格に生きづらさを感じていませんか?
その性格は、HSPという特性から来ている可能性があります。
この記事では、HSPとは何なのか、生きづらいと感じるときの3つの対処法についてご紹介します。
「生きづらい」と感じるのはHSPだから?
HSPとは?
HSPとは、とても繊細気質で感受性豊かな性質を持つ人のことを指します。
正式には、ハイリーセンシティブパーソンと言います。
5人に1人、つまり20%の人が持つ性質だと言われており、決して少なくはありません。
「HSPは病気なの?」と勘違いする人もいますが、病気ではなく性質・特性です。
人の気持ちがわかりすぎてしまったり、深く感情移入することで疲れやすく、「生きづらい」と感じる人が多くいます。
HSPは生まれ持った性質であるケースがほとんどなので、長所として受け入れる必要があるでしょう。
最近、繊細気質な「HSP」という性質の認知度が高まってきています。 「どうして小さなことを気にしてしまうんだろう…」「HSPは甘えなのかな?」などと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 気にしすぎてしまう性質から、ネ …
HSPが生きづらさを感じる瞬間
- 褒められても素直に喜べない
- 誘いや頼み事にはNOと言えない
- 人と会うと疲れてしまう
- 悲しんでいる人に共感しすぎてしまう
- 自分の気持ちを話すと涙が出てしまう
例えば、上記のようなときに「どうしていつもこうなんだろう…」と落ち込んでしまうことがあります。
繊細で周りを気遣うことができるため、自分より他人を優先してしまうのも特徴の一つです。
「生きづらい」と感じるときにできる3つの対処法
1.何が辛いのか紙に書き出してみる
伝えたいことが上手く言葉にできなかったり、自分の気持ちを話すことで涙が止まらなくなったりした経験はありませんか?
自分が何に対して辛いと感じているのかを整理することが大切です。
言葉にしてみるのも一つですが、おすすめなのが紙に書き出してみることです。
浮かんだことを次々と書いていくことで、自分に合わない環境や、どんなときに苦しいと感じるのかが見えてきます。
書き出すことで気分がスッキリするだけでなく、改善策のヒントを得られることもあるでしょう。
2.リラックスできる場所や趣味を見つける
- 落ち着くカフェで過ごす
- 自然の多い場所でリフレッシュする
- 好きなだけ眠る
- 好きな曲を聴く
- 読書をする
- コーヒーやお茶を飲む
HSPにとって、疲れてしまったときにどれだけ自分を休ませることができるかが重要です。
上記のように、好きな場所や趣味があると、ストレスを緩和する効果が期待できます。
3.苦手な人と無理に付き合わない
苦手な人でも誘いが断れないなど、誰に対しても分け隔てなく接しているとストレスが溜まりがちです。
特に、裏のある人や威圧的な態度の人はHSPが苦手とするタイプです。
人の言葉にも傷つきやすく、長く引きずってしまうこともあるため、「合わないな」と感じる人と無理に付き合う必要はありません。
誘いを断ることや、攻撃的な言葉を受け流すのは罪悪感があるかもしれませんが、「よくやった!」くらいに思えるといいですね。
まとめ
HSPの特性は理解できましたか?
繊細で感受性豊かなHSPは、周りの気持ちを考えて行動できる素敵な人たちです。
ただ、自分を犠牲にしてしまうことも多いため、ストレスが溜まりやすくなってしまいます。
自分なりのリラックス法を実践したり、ときには「NO」と言える勇気が持てるといいですね♪