
「どうせ私にはできない」「あの人に比べたら私なんて」など、自己肯定感が低いことで悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
「謙虚」という文化の影響もあり、日本人は自己肯定感が低い傾向にあります。
自己肯定感が低くなってしまうのはなぜなのか、3つの原因と身に付けるべき習慣について解説します。
自己肯定感が低いのはなぜ?3つの原因
1.過去の失敗がトラウマになっている
過去の失敗がトラウマになり、自信を失ってしまう人も少なくありません。
- 仕事で大きなミスをし、自信をなくした
- オーディションにことごとく落ちてしまった
例えば、上記のような例がわかりやすいでしょう。
「またミスをしたらどうしよう…」「私にはやっぱり無理なんだ」と、自分の可能性に限界を決めてしまう原因にもなります。
もともとは自信があった人でも、大きなトラウマがあるとなかなか立ち直れないこともあるのです。
2.否定される環境で育った
よくあるのが、幼いころの環境が影響しているケースです。
何も知らない子どもにとって、親の言葉は正しいものであり、ほとんど真に受けてしまいます。
例えば、「これはあなたにはできないからやめなさい」「全然うまくできていないよ」など、幼い頃から否定的な言葉をかけられるづけると自然と自己肯定感が低い人になってしまうのです。
このケースは大人になってから治すのが難しいのも事実です。
新しいことに挑戦するという意欲も失われるため、可能性を閉じてしまう原因でもあります。
3.繊細気質だから
繊細気質の人は、周りの意見につい同調してしまったり、人の表情や言葉に敏感で傷つきやすいため、自己肯定感も低い傾向にあります。
最近ではHSPという言葉も浸透しており、生きづらさを感じている人も少なくありません。
周りにどう思われるかを気にしてしまいがちなので、自分の気持ちを素直に言えない場面も多いでしょう。
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自己肯定感の低い人が身に付けるべき習慣
少しでも自分に自信が持てたら明るく過ごせそうですよね。
自己肯定感を高めていくために、身に付けたい習慣をいくつか挙げていきます。
- 失敗したときは結果だけを見ず、プロセスでよかった点を見つける
- つらい人間関係は無理して続けない
- 調子の悪い日はテレビやSNSを見ない
- 高すぎる目標は作らず、完璧主義を辞める
- やりたいことを躊躇せずやってみる
- 一人では難しいと思ったら周りを頼る
自己肯定感が低いと、結果だけに目を向けがちです。
たとえ上手くいかないことがあっても、そのプロセスの中には良かった点もあるはずですよね。
自分で自分を褒めたり、挑戦したいことはとりあえずやってみる姿勢が大切です。
まとめ
自己肯定感が低い原因や、身に付けるべき習慣についてご紹介しました。
自己肯定感には、過去のトラウマや幼い頃の環境が大きく関係しています。
人によってはネガティブ思考の癖を治すのがかなり難しい場合もあるでしょう。
ただ、自分を褒めたり、周りと比べないようにすることで、改善していくことは可能です。
人それぞれ必ず長所があり、大きな可能性を秘めていることを忘れないでください♪